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【JavaScript】中級者なら押さえておきたい!桁を揃えるpadStart関数の使い方
「Progateを1周し終わった!もっとプログラミングを極めたい」
「実際に業務で使える知識を身につけたい」
そんな方のために、プログラミング中級者向けの知識を伝授!
今回はJavaScriptのpadStartについて解説していきます
padStartとは
padStartとは「文字列が指定した長さになるように桁埋めをする」関数です。
文字列.padStart(桁数, 埋める文字)
具体例を見てみましょう。文字列hoge
を6桁になるように*(アスタリスク)でうめるコードは以下です 。
'hoge'.padStart(6, '*')
// **hoge
このように指定した桁数になるように、文字列の前に指定文字を補完してくれます。
また似たような関数に、padEndがあります。
文字列.padStart(桁数, 埋める文字)
こちらは、指定した桁数になるように、文字列の後に指定文字を補完してくれます。
'hoge'.padStart(6, '*')
// hoge**
具体的な使用用途
ではここからは具体的な使用用途を考えていきましょう!
[使用例1] 電話番号の一部を隠す
個人情報保護の観点から、電話番号の一部を*(アスタリスク)で隠す実装をしてみましょう。
const tel = '08012345678'
const tel_partial = tel.slice(-4) // 電話番号の下4桁を取得
console.log(tel_partial.padStart(11, '*'))
// *******5678
2行目で電話番号の下4桁を取り出した上で、残りの7桁をpadStartを使ってアスタリスクで埋めます。
※ 安全性を考えると、この処理はサーバーサイド でやるとより理想的です。
[使用例2] 時刻の桁数を揃える
時刻を、常に二桁(つまり、10:15 や 08:01 のような表現)で表すのにもpadStartは有効です。
const hour = 10
const minutes = 8
const time = `${hour.toString().padStart(2, '0')} : ${minutes.toString().padStart(2, '0')}`
console.log(time)
// 10:08
ここで、hourもminutesもNumber
なので、toString
でString
に直してから使うことに注意しましょう!
まとめ
今回はJavaScriptのpadStart関数について解説しました!
上手く使いこなして、JavaScriptをさらに極めましょう!